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普現流空手道の考え
初代宗家 加藤 忠昭
初代宗家より
普現流空手道が目指すのは、新渡戸稲造著「武士道」の精神を取り入れた人間形成です。
知識・教養を身につけ、物事の良し悪しを的確に判断できる人間を形成していくことに努めてまいります。「道場十訓」「流紋由来」「五省」を掲げ、品格のある空手道の普及を目指します。
二代目宗家 矢代 良
二代目宗家（代表）より
普現流では、「空手」を格闘技としてではなく「人間はいかに生きるかを知るための武道」としてとらえています。
お子様の心身の成長はもちろん、知識・教養にも重きをおき「物事の良し悪しを的確に判断する能力」「他人を思いやる大きな心」を育むことを目指し、日々の指導に取り組んでおります。
実際の稽古の場では、子どもたちが楽しく、そしてたくましく稽古に励んでいる姿があります。
小さな階段を一段ずつ上がって…
更なる向上への意欲に、私たち指導者は感動すら覚える時もあります。
稽古の見学や相談などは、いつでも行っています。いちど普現流に触れてみてください。
多くの方々に普現流を知っていただけたら幸せです。
基本理念
普現流空手道は、「道場十訓」「流紋由来」「五省」を基本理念とし、品格のある空手道の普及を行っています。
道場十訓
道場十訓とは、普現流の行動の規範となるものです
- 礼節を重んじ規律を守るべし
- 武道を愛し、人を愛し、人から愛されよ
- 技を煉り気力、体力の鍛錬に努むべし
- 稽古は真剣に、寸時の油断あるべからず
- 機を見るに敏にしてつねに幾先を制すべし
- 態度姿勢に注意し気品ある武士者たれ
- 自省自戒するをもって自己啓発に努べし
- 技は身をもって会得し専念工夫を要す
- 道場ではお互い尊敬し友情を育むべし
- 骨身惜しまず率先稽古に励むべし
紋章の由来
普現流の紋章（ロゴ）の由来について
- 外円丸を以って和を表す
- 外円赤は太陽を表し全ての人にその恵みを与える
- 外円赤は日之丸を表し日本国で創流された事を意味する
- 外円赤は情熱を表し一門が燃えて団結を意味する
- 内八角は八で末広がりを表す
- 内八角は八方の相手より身を守る
- 内八角は八を表し名古屋で創流された事を表す
- お釈迦さま、観音さま、阿弥陀さま始め仏さまは全て八角の台座に乗っておみえになります
五省(ごせい)
道場十訓とは、普現流の行動の規範となるものです
- 至誠に悖るなかりしか
- 言動に恥ずるなかりしか
- 気力に欠くなかりしか
- 努力に憾みなかりしか
- 不精に亘るなかりしか
普現流の級位・段位について
級位：１２級にはじまり１級まで 段位：初段にはじまり八段まで
１２・１１級は各道場の師範が認定します。
１０級以上の級位、段位については、年3回（前期・中期・後期）実施される
「昇段昇級審査会」に於いて、実技（基本・形・組手）の審査を行い、
宗家により允許されます。
